生翠 seisui - 舟醒 shusei’s diary

書画のあれこれエトセトラ

展覧会最高賞受賞

もう年の瀬、12月になってしまいました。

皆様、こんにちは。お元気でいらっしゃるでしょうか…

ワクチンもオミクロン対応、4回目を打ち無事に過ごしております。

さてもうかなり過ぎてしまいましたが11月4日、九州は福岡県川崎町で開催された日中交流水墨画公募展にて、最高賞の「総務大臣賞」を受賞し受賞式に出席いたしました。

「古代の夢」 荻須舟醒

 

昨年もコロナ禍ということで、延期になってしまっていた公募展でした。

今年はなんとか開催したいと、川崎町始め関係者皆様の努力のお陰で、表彰式までも執り行ってくださいました。

深く感謝申し上げます。

今回、初めて中国在福岡総領事、津桂軍総領事館長の御臨席を賜ったそうで、受章者代表挨拶もより緊張した中で述べさせて頂きました。

貴重な体験、そしてこのような大きな賞を賜り、また出展された作品の数々もとても勉強になりました。

 

さて、私の作品の土偶ですが、土偶は埴輪とは違い、生活の中で発掘されます。

埴輪は古墳からしか発掘されません。

また、土偶は祈りに関係したものと考えられており、無事に出産出来ますように、或いは子孫繁栄、豊作等の“祈り”を込めて作られたもののようです。

そこで昨今の病魔や戦争、子孫繁栄などのまさに【祈り】をこめて土偶を描きました。

 

来年から三年は鑑査員として出展します。

一年後ですが、ご高覧賜れば幸いです。

 

舟醒