生翠 seisui - 舟醒 shusei’s diary

書画のあれこれエトセトラ

ゆく年くる年

今年もあと一週間程になりました。

世界を見ても国内を見ても、大変な一年となりました…

ロシアとウクライナの戦争から始まり、まさか未だに終結しないとは誰が想像したでしょうか。

安倍元総理が銃弾に倒れるとは、誰が予測出来たでしょうか。

日々物価の高騰はじわじわと押し寄せ、書道具も値上がりしたり、物不足がいよいよ懸念され、来年はどうなることやら心配はつきません。

 

皆様にとってどんな一年になったでしょうか。

私にとっても波乱万丈な年になりました。

引っ越し有り、展覧会出展での受賞有り、高校講師の赴任等、まさに想定外のことばかりの一年になりました。

今はまた展覧会作品の製作に没頭している所です。

新春早々、展覧会が目白押しです。

まずは一月七日から三日間、京王線北野駅そば八王子市北野市民センター7階にて【僚山会展】が始まります。

この僚山会は其々の書会派の垣根を越え、ひたすら書画好きが集まった展覧会です。

代表は読売書法所属ですが前衛芸術書にも理解を示されて、また画にもかつては書画同源と申しますように、広く“筆文化”を継承すべく立ち上げたグループ会派です。

また関西と関東では伝統書にしても、若干の理解や方向性が違いますが、それも敢えて問わずに出展しております。

まだ発足して間もない会ですが、私も今年に代表からお声がけ頂き出展に至りました。

出展だけが目的ではなく勉強会も月一回、代表の八王子書塾教室で開催し、古典を中心に書そのものの研究をしております。

同じ書道仲間と切磋琢磨しながら、書談議に花を咲かせ筆を走らせる楽しさは、かつて例えば唐時代でも、書家達が集まり競書なりしていたのではないかと、想像してしまいます。

今後はお若い方々にもご参加頂き、勉強会を通して書文化、筆文化を現代、そして未来へ繋げて行こう!と、代表以下会員一同、来年の目標にしました。

私の所属する大日本書芸院も現代書、前衛書にあたりますが、古典を学んだ上でのものです。

古典とは漢字ばかりではなく仮名も入ります。

AIと生身の人間が書いたデザイン性や筆法には、どんな差違があるのか、又はつけられるのか…等、研究テーマはつきません。

毎回、ワクワクしたり悩んだり…書いてみて納得行かない、いや面白い!と談論風発しています。

そんな書仲間の展覧会です。

全日、会場に居る予定でおります。

ご高覧のほど、またお声がけ頂ければ幸いです。

宜しくお願い申し上げます。

 

そして一月末からは【美は国境を超えて2023】や【國際書画展】があり、社中展や大日本書芸院展も控えています。

不安な世の中にあって観覧して下さった皆様が、少しでも癒やしや希望を持って頂けたらと、我々書画家は日々、努力をしております。

今年もお付き合い頂きありがとうございました。

来年も宜しくお願い申し上げます。

 

生翠

 

 

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出張教室、フリー教室御依頼たまわります。

他、都内であれば曜日、時間等フリーでお受けいたします。

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月二回コース(五千円より)

月四回コース(八千円より)

 

各コース、基本2時間(準備、片付け込)

書道・筆書き・アート書・抽象水墨画