生翠 seisui - 舟醒 shusei’s diary

書画のあれこれエトセトラ

誌上展

皆様、こんにちは。

暦通りに寒い日が続いています。
日本海側の大雪も何年ぶりとのこと、お見舞い申し上げます。
今後はあまり降らない事を神様に願うばかりです。

さて、誌上展という展覧会が開催されています。
誌上展とは、展覧会は会場に展示して皆さんに会場まで、足を運んでいただかなければなりませんが、誌上展とは字のごとく本の中の展覧会です。
図録に似たようなものでしょうか。
本を開いた瞬間から、展覧会を見る事ができます。

昨年の洛陽中国書法水墨画院の社中展は、コロナの影響で開催を断念し、誌上展に切り替えの開催となりました。
毎年、六月開催ですが誌上展ということで、生徒さんお一人お一人の作品を写真に撮るにも時間がかかり、新年と共に手元に届きました。

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昨年から当水墨画院の理事にもなり、大役に恥じぬよう精進いたします。
書の方は条幅サイズで「妙言無古今」名言に今も昔も無い、です。
書題材によく使われる言葉です。
水墨画は丁度、牡丹を習いたてでふとイメージが湧いてきたので、描いてみました。
写真だとわかりづらいのですが、金と銀が入ってもうすこし幻想的な雰囲気になっています。
今年の社中展は如何あいなりますか…
六月に開催出来ればと願っております。


こちらは毎年恒例の新春誌上展です。
「霜柱」色紙です。新春誌上展は全員、色紙で作品を作ります。

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生徒さんそれぞれ、思いおもいの作品を書き、書や水墨画等、見応えあります。
後日、またご紹介したいと思います。