生翠 seisui - 舟醒 shusei’s diary

書画のあれこれエトセトラ

國際書画展

皆様、こんにちは。
立春も過ぎいよいよ春の到来です。
とは言うものの夜間の冷え込みは厳しく、寒くて手がかじかんでしまいます。
お風呂の暖かさにホッとします。

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さて、前回でお知らせいたしました国立新美術館で開催されていた「國際書画展」が2月1日で終了致しました。
緊急事態宣言の中、コソッと?観に行って参りました。
やはり人出はまばらで、その代わりにゆっくりと観覧する事が出来ました。

今年は表彰式も祝賀懇親会も無く、寂しいものですが仕方ありません。
作品はと言えば、昨年より書の方が多いように感じました。
私の作品はこちら
「春響」

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準特選を頂くと同時に、準会員から正会員になりました。
人類の歴史はウイルスとの闘いとも言われております。
幾度となく疫病が世界に蔓延し、その度に克服し今日まで命を繋げてきました。
季節は春が巡るように、このコロナ禍もいつか収束し、希望の春が訪れるように、との願いを込めた作品です。
銅箔を使い暖かさを演出しました。

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紙のサイズは全紙(70✕135cm)の横です。
半切の二倍の大きさです。
墨は温かみがある雰囲気を出すのに茶墨系を使いました。

今後の展覧会はどうなるのでしょうか…
一日も早い収束を願ってやみません。

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舟醒